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鍼灸治療後は、どの様な過ごし方が良いのか

鍼灸治療を受ける場合は、その仕組みについて知っておくと良いでしょう。施術の目的は、鍼灸によって、体を回復モードにさせ、自然治癒の力を高める内容でもあります。そのため、鍼灸治療を受けた後は、体はできるだけ安静にさせておくのも大切であり、その後の内容が治療に影響を与えるのです。人間の神経には、活動させるための交感神経と、体を休める副交感神経が存在します。副交感神経は、体を回復させる働きがあり、鍼灸治療はその効果を高める力があります。つまり、逆に言えば、交感神経が働きやすくなる内容は望ましくなく、回復の効果を損ねてしまうのです。そのため、興奮しやすいゲームや動画、テレビなどは控えるのが望ましいものであり、私生活について意識を向けるのも大切でしょう。鍼灸治療後の入浴は、問題無いとされていますが、体内の水分が失われすぎると効果に影響を与えるため、短い入浴を心がけるのもポイントです。回復しやすい体質に作り変えるために、1週間に2回ほどは最低、施術を受ける必要性もあります。

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